今日は様々な効用があると言われている私も大好きガーリックのお話^^。
風邪に対するガーリックの効用についてです!
2009 エリザベス・リシマン/アリス・L・バーセール/マーク・コエン
ガーリックのすごい力
ガーリックは風邪に対してとても有効ということが知られています。しかし、この考えはもともと伝統的なものがあるだけで、最近の研究によってようやく抗バクテリアの作用があることがわかってきました。
今回のお話では、ガーリックが風邪に良いということについての研究論文を探したところ、5000枚にもなったようですが、その中の1枚だけが興味深かったそうです。
その論文では146人の人が毎日ガーリック食べ、3ヶ月のデータを取っています。そしてこの参加者に風邪がどれだけ長引いたかをチェックしたところ、ガーリックを3ヶ月食べた人では、ガーリックを食べなかった人に比べて、風邪になる人が少なかったといいます。
風邪は、いろんなウィルス(ピコロナウィルス・・・etc)が一般的な原因になっています。
鼻水、咳、疲労感など風邪の症状は共通していますが、2003年のデータでは、子供は1年に6〜8回、大人は2〜4回風邪をひくのが平均。アメリカでは年間かかる風邪に関係する経済的な負担は、4兆円にものぼるといわれています。
これはメディカルコストだけではなくて、仕事休むなど、その他生活にかかってきたようなコストも全て考えるとこのくらいになるそう。
ガーリックは、抗バクテリア、抗菌剤、抗真菌といったような特性を持っていますね^^。
またトリグリセリド、コレステロールの数値を下げてくれるような作用があるのですが、血圧降下作用、動脈硬化進行を抑える、血液凝固を抑える、抗がん作用、免疫促進の作用もありの万能食材なのです。
ガーリックを潰した時に出てくるアリシンに抗菌作用があるといわれますが、新鮮なガーリックでは、ガーリック1gにつき、4.38〜4.65mgのアリシンがあり、一欠片のニンニクの中には、17.52〜18.60mgのアリシンがあるとのこと。これがもしかしたら、風邪をひきにくくすることに効果を発しているかもしれませんね。
ただいくつかの研究では、実際体内でアリシンが消化された後で、しっかり吸収されていない場合もあるそうですし、はっきりとしたエビデンスはないとのことなので、まだもう少し研究が必要でしょう。
この研究では、他のマイナス要素として、臭さやかゆくなったり、発疹、呼吸するとチクチクするような感覚が出た人がいたとのことです。
そりゃあ毎日ガーリックはきついかも。
匂いもね。笑。
ちなみに・・・
市販で売られているガーリックエキスやガーリックタブレットとかでは必ずしも同じ量のアリシンが摂れるわけではないので、ちゃんとしたニンニクを食べましょうね^^。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
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参考文献
Garlic for the common cold (Review)
Lissiman E, Bhasale AL, Cohen M