今日は、自分をすごくプッシュしすぎてしまう人は、後々にエネルギー枯渇してしまう可能性があるというお話。
自分をプッシュしすぎてしまう人とは・・・たとえば減量などを極限にまで行っているような人など。
さてこの話は、「人間には活動できる範囲が決まっている」というタイトルで、USA todayという雑誌に掲載（2011.3.23）されていたもの。
記事の内容では、５８人に対してある興味深い実験を行ったといいます。
被験者の半分の人は２４時間起きっぱなしの状態で、もう半分の人は十分な睡眠をとっている状態で行うこととし、この５８人に嘔吐や排泄に関わるヘビーな内容の映画を見せたそうです。
また映画を見ている最中に、感情をいくらでも出しても良いグループと感情は絶対に抑えてもらうグループに分けました。
そして映画鑑賞後、あるゲームを行ってもらいます。
それは少々攻撃的なゲームで、勝者は敗者に向けてパーッと大きな音を出す機械使って攻撃して良いというルールにしたそうです。
なんともおもしろい実験ですよね＾＾。
その結果、どうなったと思いますか？
睡眠をとっている、とっていないに関わらず、感情を抑えていたグループの方がより強く音を出してこの機械を使っていたそうです！
この記事では、「人間には自分のことをコントロールするために、カラダと心を調節する「エネルギー」が存在していて、一つの目標を達成することにこのエネルギーを使うと、後に他の部分でこのエネルギーを使う事ができなくなる」と話しています。
少し例をあげてみると・・・ダイエットなどで自分を抑えている人や衝動買いを抑えようとしている人だったり、家族や恋人の前で感情を抑えているような人は、エネルギーをそのことに使ってしまうため、他で失敗するケースが多々みられるということなのです。
どう思いますか？
そんなことあるのでしょうか？
そして結論としては、「セルフコントロール能力が低下する原因とは、その個人の睡眠時間や疲労によるものではなく、どれだけその前にセルフコントロール出来ているかが重要である」と締めています。
人間は、自分をコントロールするエネルギーというものにある程度限りがあるということなんですね。
これは思ってもみなかったことです。
睡眠などや身体の疲労自体が関わっていないのであれば、急にキレたり、攻撃的な態度をとる人が単に忙しくしている人だからというわけではないのです。もしも軍隊の人が極限の緊張状態で、２４時間３６時間寝ていなくても、必ずしも攻撃的になるわけではないんです。
それよりも事前にセルフコントロールするエネルギーを使ってしまっている人こそが、相手の攻撃に対してより反撃してしまうと考えられます。
この研究から言えることは、一日のいろんなタスクを決めて、それに対して自分の限りあるエネルギーを分配していく（セルフコントロールしていく）ことで、仕事を達成する効率があがるのではないかということ。
常にいつも仕事に追われている人や余裕が無い人は、自分のセルフコントロールの幅を超えてしまって壊れてしまう時が来るかもしれません。
ストレスとも共通しますが、自分の限りあるエネルギーを１日の中でうまくコントロールしていくということも、日々生きていく中で必要なのかもしれません。
またそれが出来ている人こそ、人生を成功している人かもしれませんねぇ。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。
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麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA
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参考：
| People Can Exercise Only So Much Self-Control |
March 23, 2011
(USA TODAY) — People who overtax their self-control may find they have less in reserve for later, suggests an intriguing new study that may have implications for people trying to lose weight or make other behavioral changes.
