今日は、五十肩(肩関節周囲炎)についてです^^。

 

2009年9月に発表されたこの論文では、AC(肩関節周囲炎)はいろんな年齢の人に起きる問題で、ストレッチプロトコル(特定のストレッチの方法)を処方されることが多いとしています。
今回の研究では、ダイナミックスプリンティング(関節のズレや筋肉の損傷がある時に、つけるサポーターで固定されながらも、動きをサポートしてくれる)がどのくらい、五十肩に効果があるのかということを調べたものです。

 

さて行ってみましょう!

 

この研究は、コホート研究(パネル研究)にて行われています。
(同じような条件をみたしているグループのことをコホートという)

対象とするのは、62人の患者さんでACのステージ2の方。
そしてグループ分けは下の通り。

 

グループ1  コントロール
グループ2  PTグループ(理学療法)
グループ3  ダイナミックスプリンティング
グループ4  ダイナミックスプリンティング+PT

 

これを90日間やってもらったところ、その後能動的な肩の外旋がどのくらいできるようになっているかを検査していきました。

そうしたところ、臨床的に意味のある結果が!
グループ4の人達は、平均で29度、外旋が増えたそう!
ちなみに他は、PTだけのグループより、ダイナミックスプリントのみの方が良く、コントロールグループは7度くらいしか変化はみられなかったそうです。
結論としてはPTのアプローチ+家でのダイナミックスプリンティングが一番良いという結果ですね^^。

 

ダイナミックスプリンティングは馴染みがないかもしれませんが、やはり運動は必要だというこの事実。
しっかり筋肉を使って運動することの大事さを再確認しました。

 

私もいままでも運動は指導していましたが、明日からは五十肩の人にもっと積極的に運動を指導していきたいと思います^^。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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参考文献

BioMed Central
BMC Musculoskeletal Disorders Open AccessResearch article Adhesive capsulitis and dynamic splinting: a controlled, cohortstudy
PaulDGaspar1 and F BuckWillis*2
Address: 1Gaspar Doctors of Physical Therapy, 981 Lomas Santa Fe, Ste. A Solana Beach, CA 92075, USA and 2Texas State University, HPER Adjunct
Faculty (at the time of this study), Dynasplint Systems, Inc., Clinical Research, PO Box 92135, Austin, TX 78709, USA
Email: PaulDGaspar-kristin_gaspar@hotmail.com  ; F BuckWillis*-Buckphd@yahoo.com
* Corresponding author
Published: 7 September 2009
BMC Musculoskeletal Disorders 2009, 10:111 doi:10.1186/1471-2474-10-111
Received: 24 January 2009
Accepted: 7 September 2009
This article is available from: http://www.biomedcentral.com/1471-2474/10/111
© 2009 Gaspar and Willis; licensee BioMed Central Ltd.
This is an Open Access article distributed under the terms of the Creative Commons Attribution License (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0),
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