今日は、内臓下垂によって起こる症状についてお話したいと思います。この方(40代)は、ここ最近右太ももの血流が悪くなっている感じがして、だるいということで来院されました。またライブ鑑賞に行って、踊って疲れたのもあるかもしれないとのことでした。
内臓下垂と太もものだるさや血流の悪さ
右の太ももの筋肉を触ってみると確かに、左よりは張り感があり、敏感な様子でした。また太ももの筋肉をメインに足を持ち上げるような筋肉が筋力低下を起こしており、下腹部の辺りも張って膨らんでいたのです。しかし、内臓を下から押し上げるように押さえてあげると筋力は発揮できるようになりました。その他右の股関節の動きがやや固いようでした。
治療は、内臓下垂についてまず、下垂している部分を手で押さえながら、上に押し上げるようにして、ゆっくり呼吸と咳をしてもらいながら硬くなっている部分を取り除いていきます。そうしていくと下腹部の張りや太ももの辺りの張りがやわらいできたので、次に股関節の動きが固い部分に対してもカイロプラクティック治療を行いました。その後太ももを触診していくと、先程より敏感な感じがなくなり、足を上げる太もも周りの筋肉の筋力も入るようになりました。また最後に下部の内臓が入っている骨盤の捻れについても治療して終了です。
治療後は、太ももの違和感がなくなったようで、良かったです^^。
今日のpoint
今回の太もものだるさや違和感の原因は、「内臓下垂により、太ももにいく神経や血流を股関節部の辺りで圧迫してしまったこと」でした〜。
内臓下垂は、食事の時の姿勢や、食物アレルギーや炭水化物(糖質)の過剰摂取による消化不良、その他骨盤の捻れや内臓の癒着、卵巣や子宮の問題でも起こります。内臓が下垂してくると鼠径部が圧迫されるので、そこを走行する血管や神経などに問題が起こることがあります。
こういったことは、なかなか他のクリニックでは診ていないので、気になる方は是非一度相談くださいね^^。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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