今日は食生活やストレスによって慢性的な腰痛や肩こりが起こるという話をしていきます。

この方(30代女性)は、数年前からずっと腰が痛くて針に通っているそうですが、一向に良くならず、最近はお腹の調子も悪くなったので何か関係があるのではないかと私のところへ来院されました。
デスクワークのお仕事で頭痛や肩こりもひどく、ここ3ヶ月は下痢と便秘を繰り返すような毎日が続いているとのことでした。

 

 

食生活とストレスは、腰痛・肩こりも引き起こす!?

まず姿勢をチェックしていくと、左肩が上がり、身体も左に捻れた状態で全体的に左半身の調子が悪そうな印象でした。
筋力検査をしていくと、左側の筋肉は全体的に力が入らなく、その原因は膵臓疲労にあったのです(膵臓のリンパのポイントで全ての筋肉が正常に変わった)。
また全身の関節の支持性が弱い感じがあったので、チェックしていくと副腎の働きが過剰(アドレナリン分泌が高い状態)で関節をストレッチしてしまうと筋力が入りづらくなっていました。

生活習慣についてもお話を聞くと、ストレスはなくならないような毎日で、食生活も大分乱れていました。また生理前には特に腰痛がひどくなるということでした。

 

治療では、まず膵臓のリンパのポイントを刺激し、機能をあげていきます。またホルモン分泌に関わる頭蓋骨の治療、神経が過敏になっているような関節に対しては、カイロプラクティック治療を施しました。

治療後には圧痛はなくなり、大分全身が楽になったようです。
ただ、問題は食生活やストレスによる身体への負担の方で、これは日々の生活を見直して行かなければなりません。その部分についてはしっかりと食事指導やストレスコントロールについてお話させて頂きました^^。

 

 

今日のpoint

今回の腰痛と肩こりの原因は、「日々の終わりないストレスにより血糖コントロールに関わる副腎に負担がかかったことと、糖質の多い食生活によって膵臓にも負担がかかったことで、全身に関わるホルモンの分泌が乱れ、関節の支持性が落ちてしまったことや筋肉骨格系のバランスが崩れてしまったこと」でした~。
今回のケースでは、特にストレスと食生活が大きく身体に負担を与えていました。また糖質が過剰になったり、ホルモンバランスが崩れると、ビタミンB群が大量に消費されるので月経前症候群にもなりやすくなります。
私が臨床で患者さんと接していても、この食生活やストレスへの関わり方を変えていくということは本当に難しい部分です。しかし、それにより腰痛や肩こり、そして身体の不調が起こっているとしたら、是非変える努力をしてほしいと思うのです。
そのためのサポートでしたら、私はいくらでもしたいと思っています。

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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