今日は、現代に多い小麦グルテンによる問題のケースを紹介していきます。
この方は、肩こり、腰痛、全身疲労で来院されましたが、その他にも様々な症状を持っていました。
○頭痛（ここ一週間毎日）
○極度の疲労感（半年）
○全身的なむくみ（半年）
○コーヒーを飲むと気持ち悪くなる
○便秘
小麦グルテンによって様々な症状が出る！？
検査をしていくと、首や腰の関節部の固さはもちろんありましたが、腸の機能が落ちていること、肝臓や副腎の疲労も見られること、その他食道や胃の部分の張りなどが顕著にあり、足もむくんでいました。
頭蓋骨のバランスも崩れており、胃酸に関わる側頭骨にも問題があったため、すぐに食物アレルギー、過敏症を疑いました。
日々食べているもので聞いてみると、食べた後の症状（疲労感、頭痛、動悸、お腹の張り、ガスが溜まる、消化不良）などでは一番小麦が関わっていそうな様子だったのです。
治療自体は、内分泌のバランスや免疫をアップさせるような治療を行い、頭蓋骨から全体の背骨をしっかり治療していきました。
治療後、次回の来院時には肩こりや腰痛は大分楽になったようで喜んでいましたが、便秘やお腹の張りはまだ良くなっていないようでした。
小麦を２週間ほど抜いてもらうテストをしたところ、それらの症状もおさまってきて、全身の疲労感もなくなり、以前にはみられなかったやる気も出てきたそうで、なによりです＾＾。
今日のpoint
今回の肩こり、腰痛、疲労の原因は、「小麦グルテン過敏症により、内分泌系のバランスが崩れたため」でした～。
小麦グルテン過敏症は、私の臨床でも本当によくみられるものです。もし似たような症状に悩んでいる方がいれば、原因となる食材を２週間ほど抜いてみて、身体の状態がどうなるかをチェックしてみるのも一番簡単にできる検査法ですね。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。
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