今日はスポーツマンの肩の痛みについて(20代)。

この方は、ベンチプレスで重量のあるバーをあげてから、右肩が痛くなったということで来院されました。直後はそれほどでもなかったそうですが、段々に痛みが出てきて、今では肩をあげたり、後ろにもっていくような動作で痛みを感じるようです。

 

 

肩の動きに鎖骨が関わる !?

検査をしていくと、肩をあげていくような脇の筋肉や胸の筋肉の筋力低下が見られ、肩関節も前に突き出るようになっており、固まっていました。また鎖骨と胸骨(胸の骨)の間の関節の動きが著しく悪くなっており、これがベンチプレスで痛めた部分であることがわかりました。

まずは肩全体の筋バランスを整えるために、弱化してしまっている筋肉に対しては、しっかりと筋線維の硬い部分を取り除くように治療していきました。また肩が前に突き出ていると肩の前後バランスや動作の制限が起こるため、肩関節についてもなるべくひろげて動きをつけるようにしました。

最後に一番の問題となっていると思われる鎖骨の動きをしっかりつけるようにして、治療終了です。

 

治療後は、すっかり動作による痛みがなくなり、喜んでおられました。

 

 

今日のpoint

今回の肩の痛みの原因は、「 ベンチプレスで鎖骨と胸骨の間の関節を痛めたことにより、その後胸の筋肉の緊張や背部の筋力弱化など、肩全体の動きのバランスが崩れてしまったこと」でした~。

肩のある部分を痛める、もしくは関節の正常な動きが制限されると、そこから筋バランスが崩れ、新たな問題を引き起こすようにもなります。こういったことを避けるため、まず早めに相談すること、またもちろん2次的な問題が起こった場合もカイロプラクティックは原因に対する治療をしっかり行なえるので、是非ご相談ください。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
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スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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