今回は、30代男性に起こった様々な体調不良が、身体にかかるストレスによって起こっていたというケースを紹介していきますね^^。
比較的珍しいケースだと思います。
10年前に肛門が痛くなり、病院では前立腺症と診断を受け、長時間座位でいることを避けるよう指導されたそうです。その後なるべく長時間座らないようにしていたら、趣味のパソコンもできず、体調も崩していったそう。2年前に頻尿になり、3ヶ月前から異様な身体のだるさが続き、食欲も大分落ちていきました。そもそも仕事が夜間で、食事も1日2食だけと生活はかなり乱れていたようです。現在では、寝ていてもお尻が痛くなったりするので、睡眠薬を飲んでも寝れてせいぜい3時間ほどだそうです。また寝ていて急に動悸がくることもあるよう。
かなり辛い状況ですね。
ストレスはこんなにも身体に問題を作る!?
詳細はわかりませんが、前立腺に問題が起きたことや頻尿があったということ、そして不眠や慢性疲労、食生活の乱れ、夜間の仕事などを考慮すると、副腎というストレスや免疫、全身のホルモン調節に関わっているような臓器にかなりの負担がかかっていたことが予想されます。
検査でチェックしていくと、案の定、副腎は重度な疲労状態でした。また下垂体(脳のホルモン調節の中枢部)にかかわる頭蓋骨の問題や睡眠に関わる顎関節の問題など、様々な内分泌系のアンバランスが顕著でした。
治療は、副腎の機能アップさせるような方法と、頭蓋骨に関わる問題のある箇所を全てケアするようにしました。
お尻が痛いというのも内分泌のバランスの崩れが骨盤の捻れなどを引き起こしたことによるものだと思いますが、背骨は全体通して動きをつけるようにしました。
治療後すぐには変化を感じられなかったようですが、3回目以降にお尻の痛みがなくなり、睡眠時間が少し増えてきたそうです。
今日のpoint
今回の問題の原因は、「夜間の仕事や食生活の乱れにより身体に過度なストレスがかかったことにより、副腎疲労症候群になったこと」でした~。
副腎を回復させるには、自分の生活を変える努力が必要です。これは自分で変えるしかないのです。副腎疲労に関わる症状や病気はかなり多岐にわたりますので、どれだけ副腎という臓器が重要かわかりますね。
同じように身体の炎症性疾患や不眠、慢性疲労、焦燥感、精神不安、動悸などの問題がある人は、要注意です。自分の生活(睡眠、食生活、ストレスなど)を見直してみましょう。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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