今日は、背中の痛みでかなり悩まれていた方の紹介です。
この方は、１週間程前、寝ていたら肩甲骨内側が痛くなり、鍼に行って少し良くなったそうですが、なかなか治らず、最近では腕の方までだるくなってきたので来院されました。今はじっとしていると、いてもたってもいられないくらい痛み、手を上げた方が楽だといいます。またスポーツクラブには毎日のように通っており、腕も動かしている方がまだマシだそう。その他、２、３週間前に左耳の血管腫を手術したようで、それの結果左の肩が問題を起こしたのかもしれないとのことでした。
手術後に筋肉のバランスが崩れたかも！？
検査をしていくと、肩甲骨内側の筋肉が過度に緊張しており、肩を上げていく動作での肩甲骨の滑りが全くなくなっているような状態でした。また肩の関節も少し固まっており、胸の筋肉が縮こまることで、リンパの流れも滞っていました。治療ではまず、肩甲骨の内側の筋肉をしっかり伸ばしながら緩めていくようにしました。その後固くなってしまった肩甲骨をしっかり動かし、肩の関節に関しても治療をしていきます。その他、胸のリンパの滞ってしまった部分をリリースするようアプローチをし、最後に頚椎や背中の関節を治療しました。
今日のpoint
今回の背中の痛みの原因は、「胸や脇の筋肉が縮こまったことで、リンパの流れが滞り、背中に引き伸ばされるような継続的負荷がかかってしまったこと」でした~。
このケースでは、とくにキッカケなく症状がスタートしましたが、もしかしたら耳の手術の後の神経的なバランスが崩れて、左の肩周りの筋肉の緊張状態を作ってしまったとも考えられます。絶対とは言えませんが、そういったことからも筋肉のバランスを崩すことは多々あるのですね。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。
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