今日は野球をやったら腰が痛くなったお子さん(10歳)のケースです^^。

 

 

この方は、2ヶ月前に野球をやっていて、投球動作をした直後に腰が痛くなったということで来院されました。最初は左側が痛かったそうですが、現在は右が痛い(右利き)とのこと。それからは投球動作をする時にいつも痛み、中腰姿勢でも痛く、またサッカーでボールを蹴る時にも痛いという。病院に行きレントゲン撮ったが特に問題なく、その後整骨院に2ヶ月通うが変化がなかったそうです。

 

 

投球動作で背中の筋肉を痛めた

投球動作をしてから腰痛が発生したことを考えると、肩から背中にかけての後ろ側の筋肉を伸ばして痛めた可能性が高いので、それらの筋肉を検査しました。そうすると、「広背筋」という脇のところから骨盤付近まで付着してきている筋肉が弱いことがわかりました(右側)。

また骨盤をチェックしてみると右側の関節の動きが悪く、捻れがあることがわかりました。またそれによってお尻の筋肉も硬くなっており、腿(もも)裏の筋肉もパンパンに張っている状態でした。

 

治療は骨盤の動きをつけることと、「広背筋」のリンパや血流のポイントを刺激し、筋繊維が硬くなったしまった部分を取り除くことで、「広背筋」をしっかり機能させるようにしました。またそれ以外に骨盤周りの崩れてしまった筋バランスを整えるため、腿裏の筋肉のしっかりとしたストレッチとお尻の筋肉をしっかりと緩めました。

治療後はすぐに痛みを訴えることがなくなり、ここ2ヶ月食欲がなくなっていたのが、元気に食べられるようになったそうです。

 

 

今日のpoint

野球後の腰痛の原因は、「投球動作によって背中から腰の筋肉を引き延ばし、痛めてしまったこと」でした〜。

今回は投球動作で肩~骨盤につながる背部の筋肉を痛め、そこから骨盤周りの筋肉のバランスも崩してしまったケースでした。子供は組織の回復力が早いので、しっかりと原因を取り除く治療を受ければ治るのに2ヶ月かかるということはありません。特にこういうケースは、筋肉のバランスや骨盤の働きなどをしっかりとチェックをできるカイロプラクターをお勧めします。

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
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