今日は、５０代男性で、 5日前に膝の屈伸運動中パキッという音がしてから膝の痛みを抱えてしまった方を紹介します。
今は、完全に膝を曲げるときに膝のお皿の上あたりに妙な痛みを感じて、曲げるのが怖いとのことでした。
膝と股関節はつながっている
検査をしていくと靱帯や半月板には問題なかったので、その次に筋力検査を行いました。足のモモの筋肉に筋力低下が見られ、膝のお皿の動きも悪くなっていました。また股関節を曲げるような動作（膝を胸に引きつけるような）において股関節の動きがかなり悪く、つまるような感覚があったのです。
痛みの原因は、足のモモの筋肉の問題で、ちょうど膝を曲げた時にその筋肉が付着している膝のお皿の骨の付近で痛みを感じるようでした。また、股関節の動きがもともと悪かったことがこの筋肉に負担をかけていた原因であることがわかりました。治療は、この筋肉に関わるリンパのポイントや、筋繊維の治療及び付着している膝のお皿の動きを良くすること等を行いました。また股関節に関しては大分動きが固くなっていたので、しっかりと股関節が屈曲できるまで、動きをつけるような治療をしました。
自宅でのケアとしては、膝を胸に近づけるように曲げて、なるべく股関節を動かすようにすることを指導しました。
治療後は、膝を完全に曲げても痛みが出ないくらいまで回復しました。
今日のpoint
曲げた時の膝の痛みの原因は、「膝のお皿の動きが悪い上に、股関節の動きの悪さがモモの筋肉に負担をかけていたこと」でした〜。
今回のケースのように、たとえ膝の痛みとしてもその原因は股関節にあったりすることもあります。人間の身体はつながっているので、極端に言えば首の問題が腰痛を作り得ることもあるのです。そのような身体の状態やバランスをチェックできるのはカイロプラクティックだけとも言えるでしょう。みなさんも是非身体のバランスを定期的にチェックをすることをお勧めします。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。
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麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA
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