今日は顎の痛みで悩む女性の紹介です。
私が、なんともやるせない気持ちなったケースでもあります。
この方は、半年前から顎の調子が悪くなり、開けるときにガクガクいうようになったということで来院されました。たまにひどい時は口が開かなくなることもあるそう。大抵食事は右側で噛むことが多いとのことで、肩こりや頭痛も頻繁にあるということでした。また躁鬱病で10年ほど通院しており、抗うつ剤や睡眠薬などを飲んでいるそうですが、一向に良くなっていないということでした。
その他ここ1週間くらい原因不明の下痢が続いているとのこと。胃腸は弱い方で、大抵下しやすいそうです。
精神的な問題と顎関節の関係
お話を聞いた時点で、こういった精神的な症状と顎関節の機能異常が関わっていることが予想ついたので、身体全体のバランス(内分泌系)のチェックと頭蓋骨(顎関節に深く関わる)をしっかり検査していきました。
この時点で、感情的な問題に関わる部分や胃腸の調子に関わる部分、そして全体的な内分泌のバランスが崩れているときにあらわれるような頭蓋骨の問題が検出されました。またそれに伴い顎を左右に動かす筋肉や噛む筋肉と口を開く筋肉のバランスが大分崩れているのも観察できました。
その他、全体的には内分泌系、とくに膵臓系の機能が落ちているのがわかりました。
顎関節と内分泌に関わる頭蓋骨の調整をしっかり行うことを第一に丁寧な治療を行っていきました。その他口の中や顔などの顎を動かす筋肉へのアプローチも念入りに行い、もちろん頚椎や背中の関節も固くなっている部分はしっかり動かしていきました。
治療後は、顎の痛みが大分和らいだようで、こちらとしても安心しました。
また膵臓の機能を低下させるような精製された炭水化物の過剰摂取は控えてもらうよう指導しました。
今日のpoint
今回の顎の痛みの原因は、「栄養バランスや内分泌系のバランスの崩れによって、それに大きく関わる頭蓋骨や顎関節の機能に異常が起こったこと」でした~。
顎の関節は、精神的な部分や内分泌系のバランス、栄養バランスの乱れとも大きく関わっています。精神的な問題は、10年も同じ病院に通っても治っていないとのことで、こちらも本当に悲しくなりました。こういったことの本当の原因は、どうストレスをコントロールしていくか、また栄養バランスの問題が大きく関わってきます。そういった点がもう少し考慮されるようになると、ここまで病気が放置されるようなことがなくなるのにと思わずにはいられません・・・。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
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アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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