今日は、腰痛と足のしびれのケースを紹介していきましょう!
この方は、子供が出来てから抱っこすることが多く、腰痛がひどくなったそうで、最近では両足の親指にシビレも出てきたので来院されました。腰がつらいので最近はあまり抱っこしないようにしているそうですが、腰痛がおさまってくると同時に、ここ2週間シビレが出始めたそうです。
お腹を突き出すような姿勢が原因!?
まずシビレがあるので、神経的な検査を行なっていくと、両方の親指の裏側の感覚が鈍いのと若干足首を下に向ける力が弱かったのです。
また腰まわりに関しては、両お尻の筋肉、モモの裏の筋肉共に筋力低下がみられ、まったく支えがなくなっている状態でした。
そのほか、抱っこをしている姿勢からなのか、腰椎がやや反り気味で腹筋も大分弱くなっていました。
このケースではあまり顕著にシビレを誘発させるような検査結果は出てこなかったのですが、感覚が低下していることやわずかな筋力低下がみられることと、腰が反った体勢で負担を強いられたことを考えると、腰の下部で神経が狭窄されていることが想像できました。
狭窄はそんなにひどくなく、まだ筋力低下もわずかなので、充分カイロで対応可能でしょう。
治療は、しっかり骨盤と腰椎下部の関節を動かし、お尻の筋肉で硬くなってしまっている部分については取り除くようにしました。また腹筋部も大分硬くなっていたので、そこに関してもしっかりアプローチするようにしました。
腹筋は左右の腹斜筋についてもチェックしていきます。
治療後は、腰が軽くなったそうで、シビレも完全とはいかないまでも少なくなったそうです。
今日のpoint
今回の腰痛とシビレの原因は、「子供を抱っこした姿勢が、お腹を突き出したような腰を反らす姿勢だったため、大分長期的に負担がかかり、腰椎、骨盤に機能障害と神経絞扼が生じたこと」でした~。
ひどい脊柱管狭窄症は、カイロでは対応できないと言われていますが、ある程度初期の段階でしたら、腰の前後バランスを変えて関節をリリースしてあげるだけで、改善が見られることも多いです。
私も、この治療で良くなったケースを何回も経験しています。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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