今日は、膝の痛みで来院された方のケースを紹介していきますね^^。

この方(40代女性主婦)は、ここ2週間くらいしばらく座った後に立つ際、左膝の内側が痛いということで来院されました。原因は特に思い当たらないようですが、ここ最近非常に歩く時があったそうで、それが原因になっている可能性もあるということでした。

 

 

膝の内側の痛みは様々な筋肉が関わっていた!?

さっそく膝の内側に付着する筋肉について検査を行っていくと、腿の筋肉の内側繊維、また内転筋と呼ばれる股を閉じる筋肉に筋力低下と圧痛がありました。その他、副腎と呼ばれる臓器に関わる縫工筋という筋肉にも筋力低下がみられたのです。
この筋肉も股関節部から膝の内側まできています。次にそれぞれ筋力低下が起こっている原因を調べていくと、腿の筋肉は膝のお皿動きが悪いこと、内転筋は恥骨結合の捻れ(内転筋は恥骨に付着する)、縫工筋はストレスによる副腎疲労によっての筋力低下が起こっていることがわかりました。
この中でどれが一番の原因になっているかは難しいところですが、私の見た感じでは恥骨の捻れによる内転筋の負担が一番強かったように思います。ただ、副腎疲労がその背景にあって、膝に負担をかけやすい状況にあったことが大きな要因にもなっているでしょう。

 

治療では、今記述した筋肉と筋力低下が起こっている原因の関節や臓器の機能回復の治療をメインに行いました。筋肉が硬くなっている部分も丁寧に取り除くようにしました。そうしたところ、治療後にはほぼ痛みがなくなり、この方からも笑顔が出ていたので私もホッとしました^^。

 

 

今日のpoint

今回の膝の痛みの原因は、「忙しさやストレスにより、膝を支える筋肉の一部が筋力低下を起こしたことによって、膝や足全体のバランスが崩れ、その他の問題を引き起こし内転筋などの内側の筋肉に過度の負担がかかるようになってしまったこと」でした~。

今回のケースのように、膝の問題は特に様々な方向から足の状態をチェックして、治療を行っていかなければなりません。場合によっては股関節部や足首の治療も必要になってくるケースがあります。

ただ、こうやって注意深くチェックできるのもカイロプラクティックならではです^^

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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