今日は膝の痛みについてのケースです（５０代男性）。
この方は、膝の痛みがあるとのことで来院されました。右膝のお皿の辺りに痛みがあり、マラソンをやっているので、膝が痛いのがきついそうです。
股関節の固さが膝に負担をかけていた！？
検査をしていくと、右膝のお皿の骨の滑りが悪くなっていました。また右の股関節も詰まっているような感覚があり、全方向に動きが悪くなっていたのと、腿の筋肉の筋力低下がみられました。
この方の問題は、膝のお皿にもありますが、一番は股関節が変性して動きが悪くなっていたことだと思います。股関節の動きが悪くなると腿の筋肉全体に負担をかけます。その状態で動いていると、膝にかかる負担が強くなり、終いには膝に痛みが起こるということなのです。
治療ではまず、股関節を牽引していろんな方向に動きをつけるようにしました。しっかりと腿の筋肉の力が発揮できるようになるまで股関節の動きをつけると、その後膝のお皿の関節にアプローチします。
後は、腿の筋肉の硬くなってしまっていた部分を取り除くようにして治療終了です。
治療後は大分、痛みが取れ違和感もなくなったようです＾＾。
今日のpoint
今回の膝の痛みの原因は、「股関節が年齢などの原因から変性し、動きが悪くなったことで動きが連動している膝にも負担をかけてしまったこと」でした～。
膝と股関節は非常に深い関係があります。足首や骨盤に関しても同様なのですが、痛みを発している部分に関わる関節や筋肉は全ての機能を考慮し、原因を探していくことが重要になりますね。
それを様々な角度から考えられるのもカイロプラクティックのすごいところなのです。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。
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