昨日に引き続き、膝のケースを紹介します。
今回は半月板についてですが、痛みの特徴を覚えておいてくださいね^^。
この方は、膝の痛みは以前からあったが、3か月前からたまに抜けるような、ズレてしまうような感覚があるということで来院されました。歩いているときや、座っていて立ち上がるときにそれが起こり激痛。しばらく固まるが、またちゃんとはまると痛みはなくなるそう。仕事では、水道の設備工事を行っており、床下にもぐったりしながらする作業も多く、足には負担がかかるようです。
歩いていてロック感が起こる!?
検査をしていくと、膝に関わる筋肉は全て筋力低下を起こしており、膝の内側に炎症がみられました。怪しいと思ったので、足を捻るようにして伸ばしていく検査を行うと案の定痛みが誘発されたのです。その他、足首の関節や骨盤関節に動きの悪さが見られ、お尻の筋肉から腿裏の筋肉まで硬くなっていました。
私の診断では、膝の痛みが起こる状況、検査結果から見て「半月板損傷」が考えられたので、専門の医療機関で画像診断などをすることをお勧めしました。その日の治療では、半月板に負担のかからないよう、周りの筋肉のバランスを整えたり、足首や骨盤など周りの関節に対して治療を行い、ひざにはアイシングと簡単なテーピングを施しました。
次の来院時には、炎症もおさまり、痛みもだいぶ出なくなったようですが、後日病院で検査を行ったところ、やはり半月板に損傷がみられるとのことで現在はカイロ治療は中断しています。
今日のpoint
今回の膝の痛みの原因は、「長期の膝への負担により半月板が損傷したこと」でした~。
歩いていて、たまにロック感があって膝に違和感や痛みを感じたりするのは、半月板が損傷している時の特徴です。半月板は主にスポーツなどで、強く捻った時に痛めてしまうことが多いですが、このように継続的な足への負荷から起こることもあります。半月板は回復がなかなか難しいので、違和感が残ることが多いですが、病院でのしっかりとした診断の後、カイロプラクティックの治療で膝の筋肉のバランスや関節の向き、動きを調整することで、大分状態が改善されてきます。
もしこのような症状でお困りの方は、お話だけでも良いので、聞いてみてくださいね。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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