今日は、腰痛のケースの紹介です。
この方（４０代女性）は、２日前にトイレに行った時にピキッときてギックリ腰になりそうな予感があったそうですが、その後腰がだんだん固まってきて、前かがみになれない、寝返りが打てないなどの状態になってしまったとうことでした。
現在はその時からは少し改善していますが、こうなってしまうとまたいつギックリ腰になるかわからないということで来院されました。
ここ最近仕事も忙しく、ストレスもあり毎日多忙な生活のようです。
ギックリ腰になりそうな時は腰の関節も固まっている！？
身体の状態をチェックしていくと、骨盤は捻れており、左右のお尻のバランスが悪くなっていました。また一番気になったのは、腰の中央部の関節（腰椎の３番目）が盛り上がるようになって大分固くなっていたことでした。
そしてその関節の動きをチェックすると、反らすような動きがまったく出来なくなっていたのです。
またその関節に沿って腰の筋肉はパンパンに張っていました。
治療では、まず骨盤ブロックを使い、骨盤の捻れをとりながら、お尻の筋肉のバランスをとっていきます。その後腰の関節を可動性のベットのクッションを使いながら、押す事で徐々に腰の関節に動きをつけていきました。そうすると、腰のパンパンに張っていた筋肉も自然とほぐれてきたのです。
また腰痛のケースではもちろん腹筋や下腹部の筋肉の状態を見ていくのも重要です。この方の場合も右の腸腰筋と呼ばれる下腹部の筋肉が過緊張しており、それが腰に悪い負担をかけていました。
デスクワークでは特に張ってきやすい筋肉でもあるので、念入りに緩めるようにしました。また腰に関わる関節については、しっかりとカイロプラクティックの関節を動かす治療を行いました。
治療後は大分腰が軽くなったようで、ご本人も喜ばれていました。
ただ、いつものパターンでいくと何回か継続して治療して状態を良くしてあげた方が、繰り返さないことをご存知だったので、その後３、４回治療を継続してほぼ回復されています＾＾。
今日のpoint
今回の腰痛の原因は、「デスクワークによる長時間の座っている姿勢によって腰椎の一番丸まっている部分の関節が固まってしまったこと」でした〜。
こういった腰痛は、まさにカイロプラクティックの治療が効果を発します。治療では固まった関節の動きを一挙につけることができるので、それだけで筋肉もゆるみ、症状も緩解していきます。
この関節の固さがあると、腰の重い感じも出てきますし、ギックリ腰にもなりやすいと言えるでしょう。
要は、腰に爆弾を抱えた状態ということですね。
この方がおっしゃっていたギックリ腰になりやすい感じもここから来ていると思います。
心当たりのある方はひどくなる前になるべく早く、カイロプクティックの治療を受けてくださいね＾＾。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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