昔からずっと腰痛に悩まされている人っていますよね。
今日は10年くらい腰痛持ちの方を紹介します。
この方は30代男性で、3～4日前に、子供を抱っこしていたら、突然痛みが走り、それからというもの左の腰からお尻にかけてつるような痛みが消えないそうです。腰痛に関しては10年くらい両腰にうずくような痛みをもっているということで、まさに慢性的な問題から発展したケースですね。
慢性腰痛は筋バランスと関節の動きが問題
まず姿勢をチェックすると骨盤は傾いており、左の腰部からお尻にかけて盛り上がるように筋肉が硬くなっていました。また筋力検査をすると左のお尻の筋肉の筋力低下は明らかであり、また股関節の動きもかなり悪くなっていたのです。
まずお尻の筋肉がうまく使えないことが腰痛の原因となっていたので、お尻の筋肉の硬い部分をしっかり取り除き、股関節の動きをつけました。また腰部の筋繊維が骨盤に付着する部分がかなり硬くなっていたので、すべて緩めるようにしました。
最後に骨盤の調節をして終了です。
一回の治療で大分腰痛が軽くなったようで、良かったと思います。
ただ、この状態は癖になりやすいので安定するまで継続した治療が何回か必要になります。
今日のpoint
今回の腰痛の原因は、「お尻の筋肉の機能低下と股関節や骨盤関節が固く動かなくなっていたこと」でした～。
10年も腰痛がある状態だと、身体もある程度バランスの悪さを覚えてしまっています。また関節自体の固さもそれなりです。今回の急な痛みもその積み重ねが背景にあって、あるキッカケで痛みが発症したと考えられます。
覚悟して何回か治療を継続するようにしましょう。それが、治療回数が一番少なく、再発をしない一番の方法です。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。
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