今日は、肩の痛みを訴えて来院された４０代の男性のケースです。
この方は、何の前触れもなく右肩が痛くなり、肩をあげたりする際に痛みが出るとのことで来院されました。思い当たることと言えば、教師をやっているので黒板に書くときによく腕をあげているということだそう。
鎖骨の動きに問題が起こったことが原因！？
検査をしていくと、痛みのある側の肩の関節（鎖骨と肩甲骨が合わさる部分）の動きがひっかかるような感じがありました。またそれに伴って鎖骨に沿った筋肉と肩を覆っている筋肉が硬く張っていたのです。
まず問題となっていた、鎖骨と肩甲骨が合わさる肩部の関節の動きをしっかりつけていくようにします。その後、鎖骨の下にある筋肉（肩をあげていく最終部分で必要）をしっかり緩めて働きやすくして、最後に肩を覆っている筋肉に対してアプローチしました。肩を覆っている筋肉はまさに痛みを感じている部分で、大分張りが強かったので、筋肉を使ってもらい動かしながら押圧し、緩めました。
治療後にはスッカリ痛みはなくなり、ご本人もこんなに簡単に痛みが取れてしまうことにビックリされていました。
今日のpoint
今回の肩の痛みの原因は、「手を上にあげての仕事中に鎖骨の関節を痛めたことと、肩の筋肉を使いすぎたこと」でした～。
肩の痛みの原因は様々ですが、こういったように肩を最大にあげることが多い職業の方は、この関節を痛めることもあるでしょう。しっかりと原因にあわせた治療を行なえば回復も早いものです。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。
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