今日は、30代の男性の方で、肩こりと不眠、また腰痛などかなりカラダに不調を抱えていた患者さんを紹介します。

 

この方は、3週間前くらいから、腰に違和感があり、先週仕事が忙しかったため、腰の重たい感じが強くなってしまったということで来院されました。腰は、腰痛というよりもずーんと重い感じ。いままでも腰痛はあったそうですが、今回はギックリ腰の少し手前のような状態だといいます。今はコルセットなどをつけ、なるべく負担のかからない姿勢をとるようにしているとのことでした。

その他、この方は5年くらい不眠と肩こりが続いていました。仕事を変えたのもその頃で、ストレスも多く、落ち込んだり、食欲がなくなった時期もあったといいます。

 

 

ストレスや悪い生活習慣が、不眠や肩こりにつながる

まず腰の状態をチェックすると、骨盤の傾きと腰から背中への移行部において関節が固くなっているのがわかりました。またそれに伴い腰部の筋肉はかなり緊張していたのです。次に下腹部の筋肉をチェックすると痛みのある側の下腹部の筋肉がかなり硬く、柔軟性が落ちていました。

不眠や肩こりは、とくに頭蓋骨の問題が大きく関わっているので、頭蓋の動きを確認しました。やはり、睡眠のホルモンを分泌する松果体に関わる頭蓋骨の部分や、顎の関節などにも問題がみられました。またストレスなどとの関わりも否定できないので、副腎機能をチェックしていくと、機能低下が顕著にみられました。

腰に関しては通常の関節を動かす治療、そして下腹部の筋肉をしっかり柔軟性がつくまで緩めていきました。それにより腰部の筋肉の緊張もとれてきます。次に不眠やストレスに関してですが、ここは奥が深い問題でもあるので、慎重に頭蓋骨にアプローチして、生活習慣や食事について指導させて頂きました。

 

治療後は首まわりがかなり楽になったようですね。頭蓋骨の治療は肩こりにもかなり効果的でもあります。

 

 

今日のpoint

不眠や肩こりの原因は、「ストレスや生活習慣で、全身のホルモンバランスや頭蓋骨などの動きに問題が起こったこと」でした〜。

腰痛についてはいつも書いているので、ここでは不眠について少し触れたいと思います。
不眠改善に重要なのは、やはり生活習慣を見直すこと。まず睡眠に関わりがある松果体から出るメラトニンの分泌に合わせた生活を送りましょう。朝は9時前に起きて日光の光を必ず浴びること(曇りでもかまいません)、そして夕方以降はなるべく携帯やパソコンなどの青い光を見ないようにしましょう。

また、3食の食事をリズムよくとっていくことも不眠解消につながります。とくに朝ごはんは大事。この方の場合も9時以降に起きることが多く、朝ご飯は抜いており、ほとんど2食の生活だったようです。もちろん治療によってもある程度の改善はみられますが、根本的には生活習慣をしっかり変えることをお勧めします。身体のリズムをリセットする朝に大事なのは、日光と朝ごはんです^^。

 

 

kossyK.K.

 

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