今日は、デスクワークの女性に多い肩甲骨周りの痛みについてお話しましょう!
必見です^^。
肩甲骨の内側がゴリゴリ
この方は、20代女性(OL)でまさにデスクワークが続くと右の背中が痛くなるとのことでした。
肩甲骨の内側のところがゴリゴリとしていて、張り感があるそう。
姿勢を検査すると右の肩甲骨が背骨から離れており、右肩が前方に丸まっていました。また筋力検査をすると右の肩甲骨を内側によせる筋肉が弱く、その筋肉が非常に硬くなっているのがわかったのです。
パソコンでマウスを使う際に、右手をかなり前にしていることが多いということで、この姿勢からだいぶ右肩まわりのバランスが崩れてしまったのでしょう。この方の場合、胸側の筋肉が緊張しており、逆に背中の筋肉(特に肩甲骨内側の筋肉)が弱くなっていました。こういう姿勢をとっていると背中の筋肉はずっとストレッチされた状態で使わないので、血流が悪くなり代謝も行われず、まったく働かなくなってしまいます。
まずは背中の筋肉に対して、筋繊維の硬くなってしまっている部分をしっかり押圧し、血流を取り戻してあげます。またそこに関わる背骨の関節や肋骨の動きが悪くなっていたので、関節の動きをつける治療を行いました。最後に緊張してしまっている胸の筋肉に対してはストレッチを行い、日々の姿勢やケアについても指導させて頂きました。
治療後にはだいぶ痛みがなくなったようです。
今日のpoint
肩甲骨内側の痛みの原因は、「肩を丸める姿勢をとっていたため、肩甲骨の筋肉がずっと伸ばされた状態で血流が悪くなり、筋繊維が硬くなってしまったこと」でした〜。
このようなケースはデスクワークの方によく見られますね。胸の筋肉や腕の筋肉はよく使うので緊張していることが多く、逆に背中の筋肉は使わないため弱く硬くなってしまう・・・こういったバランスの方は本当に多いです。
またこのパターンにはまると猫背の姿勢にもなりやすく、慢性化しやすいので、肩こりの原因にもなります。デスクワークの方は日ごろから、胸のストレッチと背中の筋肉を動かすようなエクササイズは欠かさないようにしましょう。
日ごろのちょっとしたケアが、悪姿勢、強いては慢性的な肩こり・背部痛の予防になります。
みなさん毎日少しのケアの積み重ねです^^。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
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