今日は、けっこう頑固だった手のしびれのケースについて。
この方は、何年か前から、物を持つ時に力の入らなさを感じるようになり、今年になってシビレが出てきたので来院されました。いままでも年に一度は背中が痛くなっていたそうで、お仕事は土木の現場監督で力仕事もするということでした。
頚椎の問題と筋肉の問題
検査をしていくと左手の指の力が入らず、首を圧迫するようにするとシビレが強くなったので、頚椎の神経が出ている部分で問題が起こっていることがわかりました。また左の首の筋肉も過緊張しており、そこを押してもまた痺れが出てくることから、筋肉の関連痛(トリガーポイント)による問題も起こっていました。
まず、神経根(頚椎の神経が出ている部分)への負担を減らすために、頚椎の関節を動かす治療します。治療はシビレがあまり強くならないように注意しながら行いました。また首の筋肉が付着している鎖骨の動きをつけると共に、筋肉に対しても優しく緩めるようにしました。また首全体の負担を考え、肩や肩甲骨まわりの治療もして終了です。
治療後は、大分肩と腕~手の辺りが楽になったようで、手の筋力も元に戻っていました。ただ、シビレは完全に取れないので後数回の治療が必要になってくるでしょう。
今日のpoint
今回の手のしびれの原因は、「なんかしらの首への継続的な負担により、頚椎部での神経圧迫及び頸部筋肉のトリガーポイントが発生したこと」でした~。
頚椎の神経根の問題でシビレが起こっている場合、5~10回ほどの治療が必要になってくるでしょう。それだけ長い時間をかけて負担がかかってきたということです。またこの方の場合は首や肩に関わる負担が強く、筋肉のバランスもかなり崩れていました。大分肩周りが固まっているので、全体的に動きをつけないとなかなか完全には良くなってこないケースだと思います。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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