今日は妊婦さんケア第二弾です。
この方が来院したのは、妊娠８か月に入り、骨盤付近の痛みが強く。右肩コリがひどいので見てもらいたいということでした。
骨盤の不安定性と副腎疲労
検査をしていくと、妊娠中にはよくみられる骨盤関節の不安定性（関節がゆるくなっている状態）がありました。また不安定な関節を支えるために周りの筋肉が緊張しているため、特にお尻の筋肉は少し触ると痛いくらいに硬結（硬い部分）がたくさんできていたのです。また右の首の関節には動きの悪くなっている部分がありました。その他、副腎疲労と回盲弁（腸の弁）の問題がありました。
まず不安定になっている骨盤の関節に対しては安定性を高めるように靱帯に対してアプローチして、その後お尻の筋肉の硬い部分を優しく取り除きました。また副腎疲労や回盲弁の問題はこのような腰痛にも関わります。しっかりとそれらの治療を行うとともに回盲弁と関わりのある右肩のコリについても関節治療とともにリンパのポイントをしっかりと刺激しました。
治療後は大分腰痛がなくなったようで、喜ばれていました。
骨盤の不安定性は産後まで続きます。できれば腰の負担のかかる時だけでも、骨盤にベルトをつけてもらえるようにアドバイスをして治療は終了です。
今日のpoint
今回の腰痛や肩こりの原因は、「骨盤の不安定性とホルモンバランスの崩れ、回盲弁によるもの」でした〜。
妊娠中の腰痛は、このように骨盤の安定性がなくなり、痛みが起こるケースがほとんどです。このような場合は、なるべく固定してあげることで負担を減らしてあげること、また疲労した筋肉がまた機能できるように治療してあげることが重要ですね。
またこの時期は気候の変化が大きかったことも影響していると思いますが、副腎疲労とともに回盲弁の問題がありました。これらの問題も腰痛や肩こりと深くかかわっていると感じたので、治療するとともに食生活などについても指導させて頂きました。
K.K.
——————————————————————————————————————–
カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。
カイロプラクティックケアを希望する方 CONTACT
麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA
———————————————————————————————————————
