今日は、最近多くみられるかもしれない副腎疲労についてです。

この方(50代女性)はここ1週間程、身体がだるくて異様な眠気があるということでした。気温の変化が激しいので、それが一要因にはなっていることは間違いないのですが、ちょうど先週末に行った旅行でも大分寒い思いをされていたことが少なくとも関わっていそうです。

 

 

気温の変化が身体の調子を崩してしまう!?

身体をチェックしていくと、背骨に沿った筋肉に強い張りがありました。また副腎(ストレスや免疫と関わる器官)と関わる筋肉が全て筋力低下を起こしており、栄養素(ビタミンC)も不足しているような兆候がありました。

 

治療では、まず背骨に沿った筋肉をゆっくり緩めていき、その後副腎に関わるリンパのポイントや関節の問題、そして内臓マニュピレーション(AKの内臓テクニック)を行い、最後にビタミンCを摂ってもらいました。全身の背骨の関節については、感覚が敏感になっている部分は全て治療をするようにしました。

 

治療後には、大分スッキリしたようです。

ご本人も最近の気温の上下はもとより、旅行での寒さが身体に予想以上にストレスを与えていたことを再確認していました。

 

 

今日のpoint

今回の全身疲労の原因は、「旅行中寒い中で長時間いることが多く、それが身体(副腎)に予想以上にストレスを与えていたこと」でした〜。

私達は、日々の生活の中で知らないうちに予想以上のストレスを受けていることがあります。気温の変化や極度の高温もしくは低温の中に長時間さらされることは身体に多大なストレスを与えます。それによってストレス調整臓器でもある副腎には多大な負担がかかり、こういっただるさや眠気、頭痛、むくみ、めまいや耳鳴りなどの不定愁訴を起こすことは少なくありません。特に慢性疲労のような症状は副腎機能低下から起こっていることが多いのです。ここ最近は気温の変化が激しいので、みなさんもいつも以上に身体がだるかったり、朝が辛かったり、強い眠気などの自覚がある方がいるのではないでしょうか?

そういった身体からのサインは、もしかしたら、今の身体の状況を如実に表しているものかもしれませんね。

 

K.K.

 

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