今日はひどい低血糖による頭痛や肩こりの問題についてお話しましょう。
この方は、ここ２、３ヶ月朝起きるときに首と肩、頭痛がかなりひどいとのことで来院されました。この症状は以前からあったそうですが、特に後頭部の痛さが最近強いようです。今も針や整体のような治療に通っているようですが、腰以外はなかなか変化が出てこないということでした（３０代女性）。その他、夏バテでここ最近３キロ減っているということ、そして食欲もなく体力が落ちているそう。
また身体の根本的な改善を求めて、食養生を始めたそうですが、玄米が合わずに胃腸の不調が続いているということです。
低血糖は、いろんな悪さをする！？
検査をしていくと首の状態や後頭部の筋肉については大分固くなっている状況でした。ただ、朝の頭痛や首の痛みが強いということだったので、気になったので内分泌のバランスをチェックしてみました。
そうすると、膵臓や副腎の機能が落ちており、胸腺という免疫に関わる部分も低下していたのです。胃も少し張り感があり、胃酸分泌も低下している徴候がありました。
ここ最近の食事の変化や、食事がなかなか食べれないことも含め、頭痛や首の痛みはただでさえ、食べれずに血糖値が低下しやすい食生活の上に、低血糖症状が強くなる朝に出ているとのことなので、一番の原因は食事と血糖値の不安定な状況により起こっていると考えました。
治療は血糖調節に関わる膵臓や副腎のリンパのポイントや関節の治療、そして頭蓋骨などの治療を行なっていきます。また上部頚椎や後頭部の筋肉についてもしっかり動きをつけてゆるめていくようにしました。
この治療で大分背中と首が軽くなったようですが、胃酸や免疫低下も考えるともしかすると低血糖と関わりが深い食物アレルギーもある可能性がありますね。
今日のpoint
今回の頭痛と首の痛みの原因は、「食事が極端に食べれない生活が続いたり、新しい食事療法などで、低血糖症状がより強くなったため」でした～。
低血糖による朝の頭痛や肩こりはよくみられるものです。
特に女性は多いのではないでしょうか。
夜にご飯を食べてから、夜中の時間は食事を何もしないので、通常は肝臓で脂肪から糖を作る作業が行なわれます。しかし、副腎という臓器が弱っているとこの働きがうまくできないので、朝に低血糖を起こしやすいのですね。
夜中に低血糖になっている方は、金縛りになったり、夢も見やすいといわれるので、みなさんも自分の状態を少し観察してみるのも良いのではないでしょうか。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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