今日はまさに慢性疲労で悩んでいる方のケースです。
こういう方は最近本当に多くみられます。
みなさんも痛みはなくても、なかなか疲れが抜けない、疲れやすくなってきたなど、そういう心当たりはありませんか?
実は要注意なことなんです^^。

この方は、ここ何年かとにかく疲れがとれず、どこにいっていいかもわからず来院されました。お仕事は教員で、ただでさえ、気の抜けない仕事なのに、年を追うごとに責任のある仕事も増えてきているそうです。

 

 

慢性疲労は副腎の疲れ

この方の症状を聞くと、まさに慢性疲労の状態でした。検査で副腎の状態をチェックすると案の定副腎疲労の状態。
副腎疲労の症状、身体の疲労感、朝起きてもスッキリしない、食後の眠気、甘いものへの欲求、カフェインへの欲求、やる気の低下などなど、全てがあてはまるということでした。
また、それに伴って、関わる背骨の関節の動きが悪くなり、背中全体、足まわりも大分固くなっていたのです。

まず、骨盤から背骨について関節をうごかす治療をしました。特に副腎に関わるような胸腰部はしっかり刺激しました。
その後、副腎のリンパのポイントや内蔵マニピュレーション、そして足まわりのストレッチなどを行い、全体的にバランスをとっていきます。

治療後は背中の詰まり感が抜けたようでした^^。
その日は睡眠をしっかりとって休んでもらうようにお伝えさせて頂きました。

 

 

今日のpoint

今回の慢性疲労の原因は、「仕事上での過度なストレスによって副腎疲労の状態に陥ってしまったこと」でした~。

こういった、仕事上で責任のある仕事が増えると人によっては知らず知らずにストレスとなって身体に負担がかかります。とくに真面目な方、完壁主義者、細かいことが気になる方は要注意です。
一度副腎疲労の状態になると、様々な症状が出てきて、抜け出すのに数ヶ月、年単位でかかってしまう場合もあるので、ストレスも馬鹿にできませんね。
副腎に知識の深いカイロプラクターであれば、その状態のチェック・治療、およびアドバイスまでできますので、是非ご相談してみてくださいね^^。

 

 

~後日談~

ちなみに治療を続けて、3週間後には、自分でもわかるくらいに生活でのやる気が出てきたようです。
最初はなかなか、食事を変えたり運動などを始める気にならなかったようですが、努力して朝のコンビニはやめて、しっかりとハムエッグなどを作りタンパク質を補給、食事を大幅に変えました。また軽めの運動も取り入れたのですね。
変えてから2週間もたつと大分身体に違いが出てきたといいます。背中の重苦しさもとれ、身体が楽になるにつれて、疲労感も少なくなってきたようでした。

この方の場合、副腎疲労の状態にしては、早目に回復してきましたが、やはり生活習慣を変えていくこと!これにつきます^^。
副腎疲労の場合、最初はこういった生活を変えるというやる気すら出てこないと思います。それは痛いほどよくわかるのですが、ここを変えなければ、一生付き合っていかなければならなくなります。
ただ、少しでも変えていければ、明るい未来が見えるのです。
カイロプラクティックも大きな助けになりますが、抜け出すのは自分なのです。
お悩みの方の相談いつでも受けつけています。

 

 

K.K.

 

 ——————————————————————————————————————–

カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

カイロプラクティックケアを希望する方 CONTACT 

麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA

———————————————————————————————————————