今日は若い学生(10代)の腰痛のお話。
何が原因だったのでしょう?

 

 

ハードな運動が身体のバランスを崩す?

最近、試験期間であまり運動できていなく、昨日久しぶりにサッカー部の練習をハードにやったらひどい腰痛になってしまったと来院した学生さん。

検査をしていくとたしかに骨盤の傾きがひどくバランスも大きく崩れていました。またそれに伴い左右のお尻の筋肉の硬さや股関節の動きの悪さもみられました。
その他、副腎疲労の状態と回盲弁(腸における逆流を防ぐ弁)の問題があったのです。

 

試験勉強のストレスかハードな練習の影響かわかりませんが、副腎疲労の状態とそれに伴う回盲弁の問題は、身体のバランスを崩し、腰痛も引き起こしやすい状態をつくると言えます。まずそれら内分泌系の問題を取り除くことに重点を置きました。副腎の機能をアップするような治療、そして回盲弁に対しては腸を少し押す感じにして呼吸を使って治療していきます。またそれらの内臓器に関わる関節を全て治療しました。

そうしたところ、身体のアンバランスな感じはほとんどとれ、腰痛も大幅に軽減しました。後は股関節を動かすような治療と過緊張している腿の裏側をストレッチして終了です。

 

 

今日のpoint

腰痛の原因は、「試験勉強やハードな運動による身体へのストレスが、筋肉骨格のアンバランスを作ったこと」でした〜。

知らない方が多いのですが、あまりにもハードな運動はかえって健康を害することがあります。それはもちろん筋肉を痛めること以上に副腎というストレスや免疫に関わっている臓器に対して負担をかけることになるのです。この方の場合も運動部の練習に合わせて、ハードな筋力トレーニングもこなしていました。副腎疲労があるないに関わらず、そういった運動はあまり勧められないものです。もしやるとしても限度があり、かならず有酸素系の運動も必要になってきます。

こういったハードトレーニングによる身体バランスの乱れは、身体に怪我を起こしやすい状況を作るとともに、それが腰痛につながる可能性もおおいにあるのです。運動の仕方、これも健康を維持していくためには重要なことです。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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