今日は、２１世紀のカイロプラクティックと歯医者さんの関係のお話。
カイロプラクティックの中では、AK（SOT）というテクニックによる顎関節の問題や頭蓋骨に対する治療が、歯医者さんの専門分野である咀嚼や姿勢と非常に密接に関わっています。
１９８０年代には、カイロプラクティックと歯医者さんは顎関節の問題を全く別でアプローチしていました。しかし、カイロプラクターが顎関節に対する治療を進めていく上で一つの壁にぶつかりました。なかなか改善しない患者さんにはやはり歯の治療が必要だったのです。カイロプラクターは歯医者さんと連携しながら治療を進めることを模索しましたが、ここにまた大きな壁が立ちふさがります。
その頃の歯医者さんは、カイロプラクティックのドクターが提唱する理論（頭蓋骨は完全に結合しておらず、動くという話）に反対していたのです。
しかし、この２１世紀。現在はこの理論を理解する歯医者さんも出てきました。
これからのカイロプラクティックと歯医者さんの関係性は大きく発展していくかもしれません。
顎関節は、人間のカラダの中でも最も大切な関節と言われています。私も顎関節を治療してその効果にはいつも驚いています。
それほど大切な顎と口腔の問題を、歯医者さんと提携しながら、治療をできる未来が本当に来たら良いなと心から思います。
また顎関節と骨盤は、たくさんの研究において関係性があることが立証されています。顎関節を治療する時には、骨盤をみていくことが非常に重要であるとともに、歯の噛み合わせを治すためのマウスピースを作る前に、骨盤関節の挫傷や捻挫がないかを確認する必要性があるということもよく言われることです。
また逆に言うと、歯の治療後に顎関節や骨盤関節の安定性を確認する必要もあるということでもあります。
アプライドキネシオロジー（AK）では歯の種類、それぞれの歯ごとによって、関わる筋肉が違うと言われています。ということは、どの歯を歯医者さんで治療するかによってそれがある筋肉に影響を及ぼすということでもあるのです。
おもしろいですよね。
こう考えていくと歯と全身の関わり、そしてカイロプラクティックと歯医者さんのこれからになんだかワクワクしてきませんか？
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。
カイロプラクティックケアを希望する方 CONTACT
麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA
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参考：
SOT and the Treatment of TMJ
WHY DENTISTS AND CHIROPRACTORS NEED TO WORK TOGETHER.
By Charles Blum , DC
