お腹の調子case6.2

今日は、お腹の調子が悪くていらっしゃった患者さんをご紹介しましょう。この方（３０代女性）は、昨日とてもお腹にガスが溜まるような感じがあり、ここ数日お腹の調子があまり良くない感じが続いているとのことでご来院されました。また肩から腰にかけて右側半身が重痛い感じがあるということでした。

 

 

お腹にガスが溜まる！？大腸機能低下の原因とは・・・

 

 

検査で内臓の調子をチェックしていくと、大腸に関わる筋肉に筋力低下がみられました。また大腸にガスが溜まっている感じと特に右側の鼠径部の辺りに圧痛があったのです。またそれ以外にも回盲弁（小腸と大腸の間にある逆流を防ぐ弁）の働きが悪くなっていることもわかりました。ここ数日何か変わった食べ物を摂らなかったかお聞きしたところ、牛乳をここ３日ぐらい飲んでいるとのことでした。確かに牛乳には乳糖不耐症はもちろん、消化しづらいたんぱく質を含んでいるので腸には問題を起こしやすい食材の１つです。

治療では、大腸に関わるリンパのポイントを刺激して、腸内ガスが溜まって腸壁の筋肉が緊張している部分を緩めるような治療をしっかり行なっていきました。そうすることで、大腸に関わる筋肉は回復してきました。また回盲弁に対する治療も行ないます。これに関しては、リンパのポイントや関連する背骨の関節そして回盲弁を閉じるに直接押すような方法を使います。その後骨盤や腰椎には腸に関わる関節があるのでしっかりと腰周りの治療をして終了です。腸内ガスと腸の炎症に対してEPA・DHAを摂ってもらうようにお伝えしました。

 

 

今日のpoint

今回の腸内ガスの原因は、「普段飲み慣れない牛乳を続けて飲んだことで、消化不良が起き、未消化のたんぱく質によって腸内が荒らされ炎症が起きてしまったこと」でした。

カイロプラクティックでは、こういった胃腸の問題はもとより、内臓の状態もある程度わかります。病気ではなくても内臓は機能低下を起こしていたり、疲弊することで体調の変化を起こします。早めの予防にはもちろん、お医者さんでの検査では異常がないのに症状がある方などにはとても有意義な治療になると思います。こういった症状でお困りの方、是非一度ご相談くださいね＾＾。

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

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