今日は、50代の女性に多い変形性膝関節症のケースを紹介していきましょう!

この方は、最近膝の調子がおかしいということで来院されました。以前病院で変形性膝関節症と診断されたことがあるそうですが、5日前くらいに膝が痛くなり、歩くのも少しつらく横になったら、奥の方からズキズキするような痛みがあったといいます。今では歩けるようになっているそうですが、その時は腫れている感じも。

思い当たることといえば、3時間くらいしゃがんで庭の草むしりをやったことくらいだとうです。

 

 

膝の軟骨が磨り減る?変形性膝関節症

検査をしていくと、左膝に関わる筋肉全てに力が入らなくなっていました。また膝の内側が少し詰まるような感じで関節の動きが固まっていたのが、印象的でした。
この方の膝の痛みは、お医者さんが以前言ったように、変形性膝関節症の問題で起こっていました。ずっとしゃがんだ姿勢で膝に負担をかけたのが今回の悪化原因でしょう。

 

治療は、関節の間を広げるように牽引し、また特に内側に負担がかかっていたので、うまくそちら側に負担がかからないよう、関節を動かしていきました。
また膝を支える上で重要になるサイドの筋肉も、硬く張っていたので、その部分に関してもしっかりと筋肉のアプローチを施し、膝がO脚になり過ぎないようにしていきました。

治療後は、大分歩いた感じが楽になったようですが、変性の問題は少し継続して診て言った方が良い問題ですね。

 

 

今日のpoint

今回の膝の痛みの原因は、「膝の変性が進んでいるところに、しゃがんで草むしりをしたことで膝に負担をかけ、痛めてしまったこと」でした~。

変形性膝関節症は、50代の女性では多くみられる症状です。それは、男性よりも筋力が弱いこと、運動もあまりせず、体重が増えていく時期であること、食べ物の影響など様々あります。お医者さんでは、ヒアルロン注射やコンドロイチンなどを使う場合もありますが、これも変性の段階によって効果が出る場合とそうでない場合があります。

一番良いのは、やはり直接間接の隙間を広げてあげるような治療をすること、そして適度な運動(炎症などがないことが前提)を行うことですね。

 

 

K.K.

 

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