今日ご紹介するのは、写真写りの姿勢を気にして来院された方です。こういった方は、女性に多いですね。

この方は、最近自分の写真を見たら、あまりにも左肩が下がっていてびっくりしたようで、どうしても治したいと思って来院されました。思い当るところと言えばいつも右肩で荷物を持っているということだそう。

 

 

 

肩の位置が違うのは、骨格のゆがみ!?

姿勢を見ていくと、たしかに左肩が下がっていました。また骨盤も同じ向きに傾きがあり、腰のくびれ部分も左右が違い、背中の下部の部分で背骨が曲がっている状態でした。

こういったケースでは背中の筋肉の左右バランスも関わってくることが多いのですが、この方の場合、両方とも弱く、そういった意味では左右バランスが違うことはありませんでした。ただ、両方とも弱い場合、身体が丸まった姿勢になっているということですが・・・。

 

治療自体は一番問題となっている背骨、特に背中下部と腰の間の関節の傾きをとるように治療しました。またこういったケースでは、背骨のバランスをとっていくため、上部頚椎と骨盤部、また首の下部についても治療していきます。

こうして全体的な傾きと背骨の動きがついてきたところで治療終了です。

最初に弱かった背中の筋肉もしっかり発揮できるようになり、姿勢も良くなりました。治療後には、鏡に写る自分の姿を見て、両肩がそろっていることにとても喜んで頂きました。

 

 

 

今日のpoint

今回の姿勢の傾きの原因は、「背骨の関節(胸椎下部)のゆがみ、傾きがあったこと」でした~。

カイロプラクティックでの治療で姿勢は案外すぐに変わってくるのですが、問題はその姿勢がどれだけその人に染み付いているかです。それによって、良くなってもすぐ戻りやすいのか、継続して良い姿勢を保てるのか変わってきます。
自分の普段とっている姿勢が癖になっているのであれば、そこに自分自身で気づき直していくようにするのが、治療後の良い状態をキープできるポイントとなります。
この方の場合、座っているときに足を組んでいて、すでに骨盤と背中が傾いていたこと、また右手で字を書くことが多く、大抵の場合机に肘や手を置くので、右肩が上になっていることが多いとのことでした。

やはり、普段のことに思いをめぐらすとこうやって、原因というのは出てくるものなのです。

 

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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