あけましておめでとうございます^^。
今年もC-magazineを宜しくお願い致します。
さて、早速いきましょう。
新年第一弾は、肩の痛みのケース紹介です。
この方は、昨日から原因もなく、左肩が上がらなくなったそうです。以前にも似たような状態になったことがあるようですが、その時はシップなどをしたり、伸ばしたりしているうちに治ったそう。今回も以前と同じように始まりは、背中や肩の張り感だったということです(50代女性)。
鎖骨の動きに問題!?
左肩を上げる動作をしてもらうと、横から水平に上げていく時に90度に行く手前で痛みがあり、それを超えるともう少し肩が持ち上げられるようでした。しかし、全体的な可動域は減少していました。また肩甲骨を回していく(外転)ような筋肉が弱化しており、逆に肩甲骨の内側の筋肉は過緊張を起こしていました。その他、鎖骨と肩甲骨で作られる肩の上方にある関節にやや不安定な状態がみられ、それを覆っている肩の筋肉にも痛みがありました。
今回の一番の問題は、鎖骨と肩甲骨で作られる関節の動きによるものです。おそらく何かのきっかけ(手をふいにつく、高いところに手を伸ばして作業など)でこの関節を痛めてしまい、それに伴い肩全体の筋肉のアンバランスが生じたのでしょう。また肩甲骨の動きが悪いことも、この問題を起こりやすくしていた要因です。まず、肩甲骨内側の緊張していた筋肉をしっかり緩め、その後肩甲骨と肋骨の間の滑りをよくするように動きをつけました。また肩に関わる筋肉の筋繊維が硬くなっている部分に対してはすべて取り除くようにアプローチしていきます。最後に鎖骨上部の関節にはテーピングを施し、安定させました。
治療後には、大分肩をあげる動きがスムーズになりましたが、大分肩甲骨の動きが悪かったので、再発しないように後数回治療が必要になってくるでしょう。
今日のpoint
今回の肩の痛みの原因は、「肩甲骨と鎖骨の動きが悪くなってしまったこと」でした〜。
今回のケースでは、日頃から肩こりや背中の柔軟性が落ちていたなど、肩に負担がかかることが多く、それを放置していたことが肩を痛めるきっかけにもなっていました。日頃から身体を動かすことやカイロプラクティックなどの定期治療などの必要性を感じるケースだと思います。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。
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